データは取得しているが活用方法が分からない。データ分析をできる人員がいない。データに則したマーケティング活動を行いたい。VIETISは「売上UP」「利益拡大」「スピーディーな意思決定を可能に」といった課題をサポートさせて頂きます。
課題
市場調査および事業・業務フローの分析を行い、課題を抽出します。さらに抽出した課題を分類し優先順位付けしたうえで、サンプルとなるデータ収集を行います。
データ分析
データに関する要件の明確化や、実装範囲の決定を目的に、データモデルを作成する工程です。まずは単純な機械学習から開始し、パフォーマンスを検証したうえで採用するモデルを決定します。
ビジネス課題を解決
データ収集とデータ前処理のプロセスを自動化するシステム、さらにその結果を検証・評価するための管理ツールを導入します。同時にアルゴリズムの変更を行いデータ分析の精度を高めるための機械学習の最適化を行う環境を構築します。
約2万便のフライトデータを分析、航空燃料の節約ソリューションを確立
クライアントは、2017年に燃料費として約770億円を費やしていました。これは総支出の26.5%を占める額となります。本プロジェクトでは、データ分析によって燃料節約ソリューションを考案・実施することを目指しました。
燃料費は、航空機の設計、飛行モード、積載重量、燃料量などさまざまな要因に影響を受けます。プロジェクトチームは、CFP、ACAR、LOOMSなど多くのシステムから提供される、2017〜2019年の2年間のA350機、約2万便のデータを分析しました。
データ分析の結果、フライト前に機長が要求する燃料量と実際の消費量に乖離があることを発見しました。500リットル以上の燃料が必要な場合は、申告が必要となるようガイドラインを変更した結果、500リットル以上の燃料量を求める機長はほぼいなくなり、大幅に燃料を節約することに成功しました。